外壁タイル接着力試験

接着力試験とは、施工されたタイルの接着している強さを測定することにより、国土交通省が定める数値の基準を満たしているかを判定する試験です。現場では引っ張り試験とも呼ばれています。接着力試験は、公共工事標準仕様書に基づき、100㎡につき1か所、かつ全体で3か所以上実施することが求められています。また公共の建物では報告書の提出が義務付けられています。
弊社ではアタッチメントの設置作業から接着力試験の実施、また報告書の作成までをワンストップで請け負っています。創業から現在までの接着力試験実施件数は3,500件を超えており、豊富な経験と実績があります。

外壁タイル接着力試験4つの強み

学会認定の試験器

学会認定の試験器

日本建築仕上学会認定の試験器を使用。試験器のメーカーは2年に1度の検査(校正)を推奨していますが、弊社はタイル試験専門会社であることから1年に1度、メーカーによる検査を依頼しています。

接着力試験報告書

報告書の作成

工事名称や試験当日の立会者名、試験結果の数値や破断状況をまとめた報告書を作成し、10日ほどでご指定先に4部送付致します。

接着力試験技能士

熟練技能士による試験

創業から3,500件以上の接着力試験を実施しております。現在4名の実技経験のあるスタッフが各現場にお伺い致します。

接着力試験の施工要領書

施工要領書の提出

接着力試験の実施前に提出が求められる現場があります。必要であれば施工タイルの大きさなどをお聞きし、弊社で作成し提出を致します。

接着力試験お取引の流れ

  • お電話にて日時を決定
  • 現場の詳細を弊社にFAX
  • 当日、試験実施
  • 10日~2週間で報告書を指定場所に送付

接着力試験対応範囲

基本的には関東エリアが中心ではありますが、それ以外の地域もお伺いさせて頂きます。その際、通常の料金より交通費などが加算させて対応させて頂きます。

接着力試験の手順

接着力試験方法をご紹介致します。

接着力試験手順1:防塵マスクとメガネを着用

防塵マスクとメガネ

1)粉塵が体内に入るのを防ぐため、防塵マスクとメガネを着用します。

接着力試験手順2:アタッチメントを接着

アタッチメントを接着

2)試験体は目地部分をコンクリート面まで切断して周囲と絶縁する。

接着力試験手順3:試験器の数値を0に設定

数値を0に設定

3)試験器をセットした後、数値を0に設定します。

接着力試験手順4:接着力試験の開始

接着力試験の開始

4)接着強度及び破壊状況が基準に満たしているかを判断する。

よくあるご質問

タイルの接着力試験の資格試験というものはありませんので持ってはおりませんが、接着力試験に関連する「研削砥石の取り換え等の業務」や「外壁タイル打音調査技術者」「ゴンドラ取扱い業務特別教育」「職長・安全衛生責任者教育」の資格は持っております。
アタッチメント取り付けから接着力試験の実施まで、箇所数にもよりますが、およそ半日で完了します。
繁忙期であると1週間先まで日程が埋まってしまうこともありますので、まずはお問い合わせ頂ければと思います。
弊社実績としましては宮城県、長野県、愛知県がありますが、ご要望があれば全国にお伺い致します。その際は別途、お見積りをご提出させて頂きます。
雨が降っているかどうか、というよりも、外壁のタイルが濡れてしまっているかどうかがポイントとなります。目地まで濡れてしまっているようですと試験は中止になります。
ご希望であれば急ぎで作成致します。必要であればPDFファイルにしてメールでお送り致します。